無指向性スピーカー  クリスタル・ダイヤモンド・スピーカー


特長

漂うような美音(bion)

今までのオーディオマニアがスピーカーに求めていたのは単一指向性スピーカーによる「原音忠実再生」。確かに情報量が多く定位もカチッとしていて素晴らしい。 が、永くは聞いていられない。生の音楽なら何時間でも聴いていられるのに・・・なぜだろう? 通常の音楽録音では、楽器や声などにマイクを近づけて(オンマイク)録音されます。オンマイクで録音された音は残響音が極端に少なく、そのままでは非常に硬い音になります。つまり、楽器に耳を近づけて聴いているようなものです。それを「原音忠実再生」しているので永く聴いていると疲れてしまうのも当然です。 単一指向性スピーカーに対し無指向性スピーカー(IOSS,CDOSS)は、前後左右に同じ音を放射しているので、後ろの壁や左右の壁、更には天井から反射される音に包まれ、自然な響きがプラスされます。これにより、圧迫感のない「漂うような音」になり、聴き疲れしない音が得られるのです。更には、響きが加わることにより音自体が「美音」になります。 無指向性スピーカー(IOSS,CDOSS)の音を言葉で表現すのは非常に難しいのですが、しいて言えば「漂うような美音」という言葉が最も的を得ているかと思われます。

ディフューザー(音響拡散器)型無指向性スピーカー

一般的な単一指向性スピーカーの指向特性は、低域ではほぼ360°均一になっていますが、高域になるに従って指向性が狭くなり、スピーカー後方の音圧は減衰してしまいます。それに対して無指向性スピーカーは、低域から高域まで全周波数帯域において360°均一になっています。これは、ピアノやバイオリンなどの自然楽器をステージ上で演奏した時の指向特性に近い特性なのです。適切に設計されたディフューザー型無指向性スピーカーは、お部屋のどの位置においてもフラットな周波数特性の音で音楽を楽しめるだけではなく、自然楽器の演奏状態に近づき、よりリアルな広がり感を味わうことが出来ます。

一般のスピーカーのポーラーパターン 無指向性スピーカーのポーラーパターン
一般のスピーカーのポーラーパターン 無指向性スピーカーのポーラーパターン


クリスタルダイヤモンドのディフューザー

ブリリアントカットされたクリスタルガラスは、無指向性スピーカー用のディフューザーとして最適な物性及び形状をもっています。無垢のクリスタルガラスは音響反射率が高く且つ共振を起さない為、超高音まで安定した音響拡散効果が期待できます。また、ブリリアントカットの形状は、先端角度が約90°の円錐状になっており、上向きに取り付けられたスピーカーの音を水平方向に効率よく反射させます。このような反射型ディフューザーは、ディフューザーの直径を半波長とする周波数より高い音の拡散効果が実証されており、水平方向の音圧がこの周波数以上で3~10dB程度上昇します。例えば、直径が8cmのディフューザーは、約2000Hz以上で拡散効果が発揮されます。
クリスタルダイヤモンドのディフューザーは、美しいだけではなく音響的な機能もすぐれているのです。



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(2)キャビネットには手作りのガラス製品を使用していますので、サイズの多少のバラツキ及び製造上の気泡や流れ模様が入る
   場合があります。
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